雑記

2020.09.22
Anywhereができるまで①posted by wwyyman

皆様いかがお過ごしでしょうか、Wow Wow Yeah Yeahマンです。

 

気づけばこのブログも一年以上放置されており、R-指定vsDOTAMAばりの「1年振りだな」が飛び出しそうです。どの口が言うてんねん。

 

先日リリースしましたAnywhere、お楽しみいただけてますでしょうか。(CD版をお待ちの方、申し訳ございません。多分もう本当間も無くです。)

 

せっかくですので、今回Anywhereを構成する各楽曲を作るにあたって何から影響を受けたか、曲を作った当時どんなことを考えていたかなどといったことをまとめてみようと思い立ちました。

・・・というか何からパクったかって感じですが、オマージュです!オマージュ!

 

2曲ずつくらいで解説できたら良いなと思うので、シリーズ連載的にお楽しみください。今回は”Stay Here” と”若気の至り”です。

 

Spotifyではこれに合わせたプレイリストも公開してます(下記URLをコピペしていただければ)ので、そちらも是非に。

 

 

Stay Hereについて

この曲について語る前に、そもそもYorikiri Clubを始める時の話をする必要がありますので、まずはそちらを。

そもそもこのバンドのスタートは、大学の同級生であった僕とボーカルのヤマとで、「社会人になったけど相変わらずバンドやりたくね?」と、社会人1年目のGWにスタジオに入ったのがきっかけです。もう4年以上前ですね、牛歩戦術ここに極まれり。

 

当時はちょうどD A.N.が出てきた頃で、よっしゃこれやったろ!みたいなノリで(それ以外なんも決めず)スタジオに入り30分くらいで「あ、これ無理やわ」となってすぐ頭を抱えたのを覚えています。

そんな時、手持ち無沙汰になったヤマが弾いていたのがYuckの”The Wall” のコードでした。

 

その瞬間にはYuckとは全然気づきませんでしたが、なんか行けそう、と思った僕はそのコードを持ち帰り、2〜3日で曲に仕上げました。こうしてYorikiri Clubの記念すべき1曲目”Stay Here”が完成となりました。

細かいアレンジは少し変わったりしてますが、大枠はずっと一緒ですし、ヤマがふと弾いたコードは、ほぼそのまま”Stay Here”の冒頭になっています。

 

メロディー的にちょっとフォーキーな感じをベースにしつつ、リードギターはシューゲイザー、インディーロック的なものを、ということでWilco的な感じと言ってた気がします。いうほどWilco聴き込んでないのであんまり偉そうなこと言えませんが。。。

 

また、序盤低いボーカルから、後半オクターブ上げて歌うところとか、Wilco以外にもThe Lumineersからの影響もかなりあると思いますし、ポップでおセンチでエモーショナルということで、当時「速くてうるせえHomecomingsやるぞ」みたいなテーマもあった気がします。

 

結果、この曲に関しては僕が大好きなインディーロックからの影響が一番色濃く出てる気がします。

これ以外の曲はインディというよりゼロ年代ロキノン系という感じの方がしっくりくる感じになってますが、当時はこういう感じの路線でもっと行こうとしてました(言っても既に力の抜けた感じでは全然ないですが。。。)。懐かし。

 

 

 

 

 

若気の至りについて

 

この曲は、僕がイントロのコードを先ずは完成させて、それをひたすら繰り返しながらメロディを当てはめて大枠が完成となりました。

 

なので、先ずはそのコードが出来上がった経緯を、ということになるのですが、皆さん大体以下の通り想像していると思います。

元ネタはナンバーガールのIggy Pop Fanclubでしょ?と

 

これが実は違いまして。

勢いよく力任せにEコードを弾くというのは同じなんですが、それをしたのは友人のバンドHouse in Palaisがライブでやってた曲(音源化されてないと思う)を見て感化されたのがきっかけになります。

パレはもう活動してないですが、本当にいいバンドですので、みんな聞いてください。

 

その上で、実際、ヤマのギターはかなりナンバガ的鋭角サウンドにしてもらったイメージがありますので、結果的にはもちろん影響大です。

 

そこからできたメロディやギターを当てていくのですが、できた当初はもっとずっとテンポが遅く、のびやかな田舎道みたいなイメージでしたし、それも相まってくるりのロックンロールのような印象がありました。

そのため、僕は仮タイトルをロックンロールとしていましたし、それをヤマに伝えていなくともヤマの中でも仮タイトルがロックンロールだったようです。

 

リードギターのサウンド的にはイントロのリバーヴィーな部分はLOSTAGEのNEVERLANDをイメージしてますし、中盤に裏メロ的にギターを弾きまくるのは90’s emo(フレーズは全然ですが)や初期オウガからの影響が大きい気がします。

 

このバンドの曲作りは、僕が基本コード進行、歌、リードギターまで作ってデモとし、あとはセッションしつつ完成という感じですので、リズムセクションはほぼリズム隊に丸投げなんですが、唯一一箇所だけ注文をつけた部分がありますので、分かったらライブハウスとかで声かけてください。

 

 

 

 

書いてみて死ぬほど長くなりました。

どこから求められたわけでもないんですが、あと2回分やれますかねこれ。。。

楽しんでいただけてたら反響をください。。。

 

 

 

 

 

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