皆様、いかがお過ごしでしょうか、WWYYマンです。
さて、我々の初の音源、Anywhereのリリースからはや一月となります。
再三告知させていただいてますとおり、今回レコ発企画として渋谷HOME、FANCLUBにお力添えいただき、10/11(日)13:00から一時間弱、我々のワンマンをYoutubeにて生配信(無料!無料!)でお届けいたします。(画像をチェケ!)
音源をせっかく出した以上、なかなかない機会だから記念のイベントをやるということは決めてたんですが、何故こういった形に至ったのかという経緯を書いておりませんでしたので、ここに記します。(もちろんコロナの影響ではございますが、何組か共演呼ぶとか色々ありますやん)
今回のレコ発にあたっての一番の理想型は汗唾(飛沫!)迸る満員のフロア(密です!)で突き上がる拳、拳、拳。。。みたいなものだったんですが、今回のアレコレで断念せざるを得ない形となってしまいました。
じゃあどうするか。
対バン呼んで4組くらいで少人数お客さんも入れてライブ配信するってのが比較的今のスタンダードじゃないかとか、もちろん頭には浮かんでたんですが、端的に言ってそれをあまりやりたくなかったというのが理由です。
というのも、僕はあまりライブハウスの配信が好きではありませんでした。
最近はだいぶノウハウが蓄積されてきて改善されていると実感するものの(偉そうな感じになっちゃいます、すみません)、企画を検討し始めた6月頃はいち音楽好き(クソうるさいタイプの)としてはかっこいいとは思えないものもかなりありました。
なんというか「音質がいい、画質がいい」ということと、「絵面がかっこいい」っていうのは全然違うということを強く感じました。
正面引きできっちり押さえるより、少し斜めから映した方がかっこいいんじゃね?とか、変に臨場感出すためにわざとらしくカメラ揺らすとか要るんかな?とか、とにかく色々と思うところがあり、「思考停止的に現時点の主流に乗っても上手くいかない。映像を配信するということになれば違う考え方でやんないとかっこいいものはできない」という想いが芽生えていたところでした。
そんな折、ちょうどいつもお世話になっている渋谷HOMEがFANCLUBというプラットフォームを立ち上げ(サイトの構築はウチのベースの平野という縁もあります)。
ええ感じのバンド・楽曲を集めた一つのキュレーションメディア感が出てきてて、かつUPする動画も日本版KEXP的バランス感で絵面の見せ方もかっこいい。
というわけで、このノウハウを生配信ライブという形で企画として打ち出すことを提案させていただきました。
今までにUPされてる動画は撮影後にナイスなカットを編集したものかと思いますが、今回は生ですので、なかなか都合が違う部分もあるかとは思います。ただ、僕らくらいの規模感のバンドがやってる活動としては確実にかなり新しいものになると自負してますし、そういう今までとは違うやり方を一つ生み出せれば、コロナウイルスの感染拡大によって消極的に取った方法でなく、正の遺産として、今後も活かせるんじゃないかと思っています。
もちろんコロナ自体は相変わらず最悪ですが、テレワークで楽になった人もかなりいるはずだし、そういう感じで行きたいっすね。
なんだか最近は劇場の人数制限が緩和されたりとかタイミング的にアレ?みたいな感じしなくもないですが、上記の理想型を思い求めようもんなら一発で世間様から白い目で見られますので、まだまだ本調子には程遠いかと思います。
今回かなり面白い試みをやれると思ってますし、そういう意味では僕らのことをよく知らなくても楽しめると思います。
どこからでも見れるし、タダでも見れるという形にして考えられる障壁は取り払いましたので、上記のような理由からでも、とにかくまずは一度見ていただきたいです。
そういう人にとっても、Yorikiri Clubを気に入ってもらえるよう気合入れて臨みますんで、是非チェックお願いします!
・・・と、新しいやり方新しいやり方言いましたけど、割とみんな本当は浮かんでたんじゃないのとか思ったりするし、だとすればちょっと恥ずかしい部分もあります。タイミング的になかなか条件揃わんとやれませんよね。
とにかく僕らは全力でやってみるのみですので、存分に値踏みしてください。よろしくお願いします。