雑記

2020.10.04
Anywhereができるまで②posted by wwyyman

こんばんは、WWYYマンです。

 

好き放題更新し倒してる当おブログ連載シリーズ、第二弾です。

今回はAddictとWalnut編です。前回長すぎたのでもっと短く行きますよ。

 

 

Addict

もう分かりやすくエモ・パワーポップです。

なんか元気いい感じのやりたいなー、アイデア降ってこーいと、Gのコードでルートだけ動かすよくあるやつやってたらAメロ、サビまでスルスル〜っと出来た感じです。

 

これをやってたきっかけはアジカンの大洋航路ですが、アジカンもオアシスから影響受けてそれやって大洋航路作ったって言ってた気がするので、ノーカンです。

 

曲の当初のイメージはまさにエモ・パワーポップだったので、まさにThe Get Up KidsのHolidayをイメージしてましたが、他にNot Wonkもイメージに入れていて、結果的にボツにしたブレイクがあったりしました。

 

間奏のクリーンアルペジオなんかはもうモロに僕の90’s emo嗜好がバッキバキに出てますね。

これは別途作ってた曲のアイデアだったんですが、くっつけてみたら上手く行きましたので採用となりました。

 

間奏終盤のシューゲイズ的フレーズはもう隠すまでもなくTurnoverです。

他にもシューゲイザー/ドリームポップで好きなバンドはたくさんいますが、Peripheral vision〜Good Natureくらいの頃のTurnoverは特に好きです。もちろん去年でたAltogetherも。

 

 

 

Walnut

この曲のイメージはLOSTAGEのFlowers / 路傍の花です。

元々諦観を匂わせるロックソングが好きなのですが、それを前面に出せた曲です。

音源化にあたり色々と音響面を試行錯誤して、音源化以前と以後で好きになった度合いが一番大きいです。

途中から入ってくるリフを少しずつリバーブ等で広げていきながら展開していく感じも、リバーブ大好きな人間としてはとても楽しいです。

 

全体としては、特に間奏からちょこちょこ入ってくるアコギのフレーズがお気に入りです。

他のパートの録音で暇だった時間にスタジオに置いてあったアコギを触ってて、重ねてみたらどうだろうとふと思い立ち試してみたらかなりいい感じに行きました。

ここに関してのイメージはDeath Cab For CutieのSoul meets bodyとかです。

あとは急にアコギが入り込んでくるイメージということで言えば、Climb the mindの散髪の翌日も相当インスピレーションにあるかも知れません。

 

終盤、結果的にはドラム佐々木の4つ打ちにするアイデアがナイスだったため、弾いているギターはリフをそのまま弾く感じにしましたが、当初は Tangled Hairをイメージしたりもしました。

 

音源化にあたり、ライブでやり始めた頃から頭にあった「似てるけど少し違うフレーズを同時に鳴らす」というアイデアを実現できたのもかなり嬉しかったです。

当初「違和感ある」とメンバーから言われまくったこのアイデアですが、ミックス段階でかなり細かくパンを調整してもらった結果かなりいい感じにまとまった気がします。

もちろんアコギで音色を分けたことも功を奏しましたし、脳内にあったアイデアを具現化しパズル的に当てはめていくのはレコーディングならではの楽しさだった気がします。

 

 

それから、この記事を書きながらふと思い出したのですが、Satelite Storiesというバンドが大好きで学生時代すごく聞いてました。

特にHelsinki Art Sceneという曲が好きだったのですが、なんとなくメインのリフに近いところを弾いている気がして、もしかしたら佐々木はこの曲を連想して4つ打ちを提案したのでは、と思いました。

今度聞いてみよう。

 

 

追伸

記事とは全く関係ないですが、いよいよ企画が来週となりました。

超気合入れて望みますので、皆様お楽しみに。

以前のライブ以降、弦楽器隊は全員エフェクターがマイナーチェンジしてますので、ギークの皆様はその辺も是非。

エフェクターの話とかめっちゃしたいな。

 

 

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