雑記

2022.10.25
僕とSOFTTOUCHposted by wwyyman

自主企画、Yorikiri Fight Clubまで2週間を切った。
この企画は、我々の新作EP”Suburb”のリリースを祝してのものとなる。

 

「せっかく新作出したし、所縁のある好きなバンドを招いて楽しくパーリナイしようや」っつー感じで、所縁のある好きなバンドを招いたパーティーを企画したところ。
もちろん我々はヤバいライブをして皆さんを楽しませることを約束するのだけど、せっかくなので出演してくれる各バンドについても紹介して、パーティー全体を楽しんでほしいと思い、この文章を書いています。
ここから熱意バチバチの文章が続きますが、あなたのスマホやPCは耐えられるかな?冷却ファンとか良いですよ。

 

1発目に紹介するのはSOFTTOUCH。
音楽好きな人たちには、そもそも紹介する必要ある?という知名度なのでは、、、と思うけれど、紹介というよりも愛をしたためていくスタイルで行きますね。

圧倒的に年上のスーパー先輩にもかかわらずダントツで一番共演回数が多く、かつ、その共演が我々Yorikiri Clubの節目節目の大事なポイントになっている我々の歴史的にも超重要バンド。

 

そもそも、タッチを知ったのは、対バンがどうこうというよりも遥か前。
おそらく同世代のほぼ全てのバンドマンが影響を受けているであろう、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏がタッチの「リビルド」をプロデュースした、というニュースから知った。
俺は後藤正文氏を見た目から何からリスペクトしまくっているので、そのニュースひとつでサブスクでの再生に飛びつき、アルバム一曲目「リビルド」の冒頭のディストーションギター1発で見事にやられてしまったのである。
朝の田園都市線の通勤電車の中だった。と思う。

 

 
骨太なリズム隊、タイトなリフとしなやかなアルペジオを行き来するギター、そして何より朴訥な歌声で歌われる、社会を俯瞰視点で語った歌(ドライな視点でも歌われることは祈りに近い方向のポジティブさがある)。
まじでフッツーにファンになった。そして普通に聞いていたし、タッチがどうこうとか全く関係なく、ヨリキリの活動をしていた。

 

転機は渋谷HOMEに音源を持ち込んだときのこと。
ブッキングの吉川さんに「ソフトタッチってバンドとか合うかもね〜」みたいなことをぽろっと言われたのである。
この人は何を言っているんだと内心思いながら、「まあそんなことが起こったらサイコーっすね」とか言ってたんじゃなかろうか。(人のことをナメすぎである。まじできちんとしたい。)

 

その時はそんな感じで話は終わり、これまたタッチ云々関係なく何度か渋谷HOMEに出演していた。
ライブを重ねていくと、当たり前だがライブの内容は良くなる。2019の我々は、7月に大敗を喫して以降、反動でヤバいライブを繰り返していたのである。
やはりヤバいライブをかました夜、精算の際に吉川さんに言われる。
「SOFTTOUCHに出てもらおうと思っている。ヨリキリも一緒にどうかと思っている」

 

その場で二つ返事でOKした。と思う。
おいおいマジかよとか思いながら、共演する日に狙いを合わせ演奏を鍛え上げ、当日もやはりヤバいライブをした。

 

ちなみにこれはあるあるであるが、ヤバいライブをしたときには、何がどうヤバかったとかそういうことは動画等で振り返らない限り一切覚えていない。ヤバいライブをしたという感覚だけが残る。

 

ヤバいライブをした高揚感のままタッチのライブを楽しみ、「今夜も最高だぜ、ところで今週の呪術廻戦だけど〜」みたいなことをヤマナカと話しながらカウンターで飲んでいた。
悲しいことに俺は社交性がバグっているので、爆上がって失礼なレベルまで喋りまくるか、そうでなければメンバーと先週のジャンプの話とかしている。ベースの平野はきちんとしているので、きちんと対バンの方々と会話に花を咲かせていた。

 

そんなところにフラッとタッチのボーカルの佐野さんが現れ、「ヨリキリ良かった」と一言、そして「是非またやりたい」とも一言。
恐縮し倒し、なんとか挨拶を交わしその日はお開きになったが、それ以後もタッチの企画に呼んでいただくなど、本当に良くしていただいている。

 

今年の2月には新代田FEVERに出させていただくなど夢に近い憧れを実現してもらえたりと、お世話になりっぱなしの大先輩なので、企画するにあたり真っ先にお声がけした。
今回の企画ではトップバッターで出演いただきます。絶対見逃して欲しくないので、アタマからご来場いただくことをお勧めします。

 

大先輩がトップバッターでバカ高い壁として立ちはだかり、それを若手3組のヤングチーム(Mogwai?)で乗り越えるというクソヤバ登山スタイル、ないしはクソヤバ調査兵団スタイルの構成です。
豪華すぎて何かがバグっていますが、きっとこれはヤバい夜になる、その布石なんでしょう。
我々もいつもより長めにやるなど、バチバチにやる夜にします、是非ご来場お待ちしております。

 

チケット取り置きはyorikiriclub@gmail.comへメールいただくか、TwitterにDMいただくかメンバーに直接ご連絡いただくなど、あらゆる形で受け付けています。
よろしくお願いします。

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