11/6に新宿NINE SPICESにて開催される我々のレコ発企画、Yorikiri Fight Club。
出演バンド紹介第二弾です。変わらず、紹介というかヨリキリと(というかWow Wow Yeah Yeahマンと?)の出会いを詳らかにしていくパーソナルスタイルで綴っていきます。
というわけで第二弾は場末。
場末とは今年の1月に、それこそナイスパの企画で出会った。
まだ大学生のスーパーヤングバンドですが、彼らの本拠地である横浜横須賀で既にブイブイ言わせている様子。端的に、勢いがあるなぁと思って活動を見ている。
スリーピースで、emo直系のリフやフレーズも織り交ぜつつ、スリーピースらしいソリッドなサウンドが魅力かと思う。
後日更新予定のtrifle surfもスリーピースで、上記の特徴に当てはまるところも多くあるかと思うけど、やはりヤングバンドならではの、より気持ちいいストレートさというか潔さを場末には感じていて、その辺りが個性というか、やはり単に似たもの同士の企画とはならない予感がする。良いと思います。
ところで、若い時ならではのストレートさ、というものは武器であり眩しい一方で、年不相応になっていくとドンドンと扱いにくくなっていく。
我々の前作、Anywhereはまだギリギリ我々も胸を張ってヤングだと言える頃に作った曲が中心であった。
その「ヤングさ故のプリミティブさと、そこからの別離」みたいなものが薄らと歌詞のテーマにあったようで、ヤマナカはキッズっぽい歌詞をあえて書いていたフシがある。
その点について、色々話し合ったりもしたし、これを我々がもっと歳食った時にどう演奏していくのか、みたいな気持ちもある。楽しみでもある。
ともかく、そういったテーマが我々の音楽にはハッキリとあり、emo云々を抜きにして、サウンドそのもの以外でも場末と共鳴する部分があるのではと思っている。
青春の輝きみたいなものと、それが終わっていくことへの感覚。加えて彼らは、やはり今の時代の様々な制約下で過ごす葛藤みたいなものも持っているはず。
色々ハードな状況や気持ちも自分なりに咀嚼して(あるいは咀嚼できないにしろ向き合って)、精力的に活動している彼らの勢いを借りて、今回の企画もバシバシッと熱いものにしたいなと思う。
というところまで書いて一度保存して、改めて今一度場末のライブ映像やら見直してたら、最近のライブ映像が上がっていて、年始に共演した時より明らかに骨太な90’s emoサウンドになっていてテンションが上がっています。
2022.09.24横須賀かぼちゃ屋
関東学院大学軽音楽部pre.「口伝」vol.1
今更ですが改めてありがとうございました。1番最後にやった「八景」という曲の終わりの方をアップします。本当に最高の1日でした。 pic.twitter.com/DmXmqMk5ah
— 場末 (@basue2021) September 27, 2022
マジでMineralとかSunny day real estateとChristie front driveとかpenfoldとか、あの感じの方向の90’s emoの感じになっている予感。
若さ故のストレートさがキラキラでなくダークモードに落ちていかないかオジサン手前の私は若干心配になるが、それも若さよね。
タッチのような上の世代だけでなく、若い世代も交えてヨリキリらしい(要はジャンルもスタイルも妙に間口が広い)企画になればという企画のデザイン的なところも誘った理由にはあったけれど、今はシンプルにライブを見ることそのものが楽しみ!
大先輩グレートウォールスタイルの企画になってしまったけれど、あまり変に気負いせずヤングならではの図太い音で突っ走って欲しいなと思います(Wow Wow Yeah Yeahマンより)
場末には2番手を務めていただきます。
アチアチ確定のイベントは11/6 新宿NINE SPICESにて。
yorikiriclub@gmail.comへの連絡ほか、メンバーへのLINE、DM、お手紙、叫び、拳、その他あらゆる方法で受け付けています。
詳細はフライヤーを参照のこと、シクヨロです!